家を建てて人生が狂った|もう住みたくない家になった(実体験)

家づくりは、ただ住む場所を決めるだけのものだと思っていました。

新築して、引っ越して、生活が少し便利になって、家族で普通に暮らしていければそれでいい。 家を建てる前の自分は、そんなふうに考えていました。

でも実際には、家づくりをきっかけに、家族との距離感や関係性が少しずつ変わっていきました。 大きな出来事があったわけではありません。誰かが悪かったわけでもありません。

それでも気づけば、「以前と同じではいられない」と感じる場面が増えていました。

当時の自分は、それなりに調べ、考え、選んだつもりでした。 だからこそ、「なぜこうなってしまったのか」が、しばらく分かりませんでした。後から振り返ってみると、兆候はいくつもあったのです。ただ、見えていなかった——というより、見ようとしていなかったのかもしれません。

家づくりの失敗は、「家」だけの問題ではなかった

後悔した家のイメージ

このブログで書いていく内容は、工事の失敗でも、ハウスメーカーへのクレームでもありません。間取りへの不満でもなければ、設備の使い勝手の話でもありません。

私が直面したのは、もっと根本的な問題——「妻の実家の土地に家を建てる」という選択が、その後の生活や人間関係にどう影響するか、という問題でした。

家づくりをするとき、多くの人は「どんな家に住みたいか」「予算はいくらか」「どのハウスメーカーにするか」を考えます。でも、「誰の土地に建てるか」「その土地の持ち主とどう付き合っていくか」まで深く考える人は、意外と少ないのではないでしょうか。

私がそうでした。土地代がかからないというメリットに目を奪われて、その先に続く関係性のことを、十分に想像できていなかったのです。義父のことは好きでしたし、「うちは大丈夫」という根拠のない自信がありました。しかし、家という大きな買い物は、その「大丈夫」が根拠のないものであることを、少しずつ明らかにしていきました。

「後悔」という言葉を使うことへの躊躇

正直に言うと、このブログを書き始めるまでに、ずいぶん時間がかかりました。「後悔している」と言葉にすることへの抵抗感があったからです。

家を建てるためにたくさんの時間とお金をかけた。妻も喜んでいた。義父が土地を提供してくれた。——そういう事実がある中で、「後悔した」と言うことは、関わったすべての人を否定するような気がして、なかなか踏み出せませんでした。

でも、心の中に積もっていくものは確かにあって、それを誰かに話すこともできず、ひとりで抱えているうちに、少しずつ苦しくなっていきました。妻に話したくても、義実家の話は妻にとって実家の話でもあるわけで、そう簡単には吐き出せません。友人に話しても「そんなもんじゃないの」「慣れるよ」で終わることが多く、なんとなく話すことをやめてしまいました。

だから、このブログを始めました。名前も顔も出さない形で、ただ正直に書くだけの場所として。

誰かの「決断の参考」になりたい

このブログを読んでほしいのは、今まさに「妻(夫)の実家の土地に家を建てようか迷っている」という方です。

私の経験が「こういうリスクもある」という一つの例として、判断材料になってくれればいいと思っています。決して「義実家の土地には建てるな」と言いたいわけではありません。うまくいっている家庭も、もちろんあります。

ただ、私のように「お金のメリット」だけに引っ張られて、人間関係や将来の生活イメージを十分に検討しないまま進んでしまう人が、少しでも減ってほしいのです。

35年ローンを組むということは、35年間その選択と向き合い続けるということです。月々の支払いだけでなく、毎日の生活の質、隣に住む人との関係、子どもが育つ環境——それらすべてが、「どこに家を建てるか」という一つの選択に影響されます。だからこそ、じっくり、慎重に考えてほしいのです。

これから書いていくこと

このブログでは、以下のような内容を順に書いていく予定です。

  • 家を建てると決まってから感じた違和感(名義変更問題、ハウスメーカー選び)
  • 建てている最中に感じた不安(義父の言葉、距離感の崩れ)
  • 建てた後に感じた後悔(日常の摩擦、価値観の違い)
  • 今、私が思うこと・伝えたいこと

すべて実際に起きたことです。誇張もなく、フィクションもありません。ただ、当時の気持ちをできるだけ正直に書いていきます。

読んでいて「うちも似たような状況だ」と感じた方には、ぜひコメントや連絡をいただけると嬉しいです。一人で抱え込まずに、同じような立場の人と気持ちを共有できる場所になれたらと思っています。

長くなるかもしれませんが、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。同じような悩みを抱えている方が、少しでも「一人じゃないんだ」と思えるように。

「当たり前の日常」を守ることの難しさ

家づくりを終えて生活が始まると、「特別なトラブル」は起きていないのに、なんとなく心が重い日が続くようになりました。義実家が近いことで、気を遣う場面が増えました。庭に出るとき、洗濯物を干すとき、来客があるとき——いつも、誰かに見られているような感覚があります。それが苦痛だとはっきり言えるわけでもない。ただ、疲れる。そんな感じです。

「普通に暮らす」ことがこれほど難しいとは、家を建てる前には想像もしていませんでした。自分の家なのに、心から「ここは自分の場所だ」と思える瞬間が少ないのです。

この記事のまとめ

今回の出来事を振り返ると、改めて「家づくりは家だけの問題ではない」ということを実感します。建物の性能や価格も大事ですが、それ以上に「誰と、どんな関係の中で暮らすか」が、日々の生活の質を大きく左右します。

私はこれらの経験をもとに、同じ立場で悩んでいる方の少しでも参考になればと思い、このブログに書き続けています。読んでくださっているあなたの家づくりが、後悔の少ないものになることを心から願っています。

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